スペインオオヤマネコが一世紀以上ぶりにカタルーニャ州に姿を現す
スペイン地元メディアが報じたところによると1日、カタルーニャ州で20世紀初めに姿を確認されて以来姿を消していたスペインオオヤマネコが先月5月29日、動物保護団体により州内で生存が確認されたことが分かった。
ここ最近スペインオオヤマネコの目撃情報が相次いでいたことから、州政府野生動物保護局が行方を追い、対象を映像に収めることに成功した。
映像分析によると、見つかったスペインオオヤマネコは「リティオ」(Litio)という名前で、ポルトガルで2015年に野生に還されていた。 しかしその後2016年にウエルバの動物保護センターで保護され、ポルトガルに移送され、首輪にGPSを取り付けられ再度野生に還される。 (数日後GPSの信号が喪失)
そして2年後、カタルーニャ州に再度その姿を現した。
現在州政府は人間の居住区域に近づく可能性があるかどうかを判断し、棄権であれば再度保護する用意があるという。
スペインオオヤマネコは絶滅の憂き目に遭っていたが、懸命な保護活動により2002年に94頭だったものが2017年には589頭まで増えているとのこと。
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