スペイン中央政府は9日、カタルーニャ州議会が4日に州政府内閣法改正法案を可決し、遠隔地にいても次期州首相として任命することができるとしたことに関し、緊急閣僚会議を招集、カタルーニャ州議会の改正法案は憲法違反である可能性があるとして憲法裁判所に訴え出ることが承認されたことを発表した。
PR//pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
緊急閣僚会議後記者会見を行ったメンデス・ビーゴ報道官は「今回を含め、州独立運動「プロセス」に関する州法案による憲法違反は26回目となる。」と指摘。 「昨年10月2日からの州経済の落ち込みを食い止め、早く州公共機関の信用を取り戻すため、中央政府は全力を尽くす。」と発言。
このほか、州議会に出席しなくても閣僚として選出されることも憲法違反(反乱・扇動・公的資金横領等の容疑で勾留されている容疑者らは選出されない)であるとして訴え出る。
更にもし憲法裁判所が、州政府内閣法改正法が憲法違反であると判断したにもかかわらず、カタルーニャ共和主義左翼(ERC)ロジェール・トレント州議会議長が信任議会を強行した場合、同議長は不服従の刑事責任を問われることになると指摘した。
更に、極右会派VOXはロジェール・トレント州議会議長が議会に出席できない次期州首相候補を指名し、信任議会を強行すれば、最高裁判所に対し一時的に逮捕拘束するよう訴え出た。
PR//pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});