スペイン中央政府検察当局「カルラス・プッチダモン被告の議員特権による拘束免除は認められない。」

ヨーロッパプレスによると20日、スペイン中央政府検察当局が、カルラス・プッチダモン被告に対する議員特権による逮捕拘束の免除は認められないことを公式に発表したことが分かった。
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声明によると「議員特権による逮捕拘束免除という解釈は受け入れられない。」としたうえで、スペイン最高裁判所によりプッチダモン被告は反乱・扇動・公的資金横領等の容疑がかけられており、帰国した際すぐに逮捕拘束されるという命令が下っていると指摘した。

また、検察当局は”議員特権”による免除とは、警察による逮捕のことを指すのであり、司法当局からの逮捕拘束令状の事を指さないと言明した。

カタルーニャ州政府は現在、昨年12月21日に行われた地方選挙の結果を受け、今年1月17日に州議会を設立し、議長に独立派会派カタルーニャ共和主義左翼(ERC)議員のロジェール・トレンが就任した。
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これにより議長は次期州首相候補を指名するため各州議会会派代表らと会談を行い、22日に発表する。 今のところ、ブリュッセルに逃亡中のカルラス・プッチダモンを再指名する公算が高く、世界で初めて遠隔地から州首相候補指名議会にビデオ会議で出席する可能性がある。

また、この状況を避けるべく同じ独立派会派で同被告が党首を務めるJxCAT党のエルサ・アルタディ議員は「州議会議員特権によりプッチダモンが帰国しても逮捕拘束を免除される。」と指摘していた。

今回の検察当局の発表は、この議員の発言を受けての公式声明だった。

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