最高裁判所 ジュンケラス、フォルン、ジョルディ-ズの拘留続行、他6人の保護観察処分を決定

スペイン最高裁判所パブロ・ヤレナ裁判官は4日、オリオル・ジュンケラス前カタルーニャ州政府副首相、ホアキン・フォルン前同州内務大臣および州独立推進民間組織カタルーニャ国民会議(ANC)のジョルディ・サンチェス会長、Omnium Culturalジョルディ・クイシャルト会長に対し、犯罪を行う恐れがあるとして現在拘留されているマドリードの拘置所に引き続き拘留することを決定したことが分かった。
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この他、カタルーニャ州の一方的な独立宣言に関わっていたとして拘留されていた州議会執行委員会メンバー6人は10万ユーロの保釈金、パスポートの返納などを条件に保釈される。

最高裁判所では先週金曜日、オリオル・ジュンケラスらを出廷させていた。 

釈放を求めていたジュンケラスらは、州政府自治権に中央政府の介入を可能とする憲法155条適用に対し、賛成の意思を表明していたが、スペイン国営放送の報道によると最高裁判所で「憲法に従いますか」との問いに回答しなかったとの事。
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これにより最高裁判所の判断は、オリオル・ジュンケラス被告以下3人は、逃亡の恐れはないが、カタルーニャ州の分離独立を推進していくという、憲法違反を犯す恐れがあるとして拘留延長を決定した。

一方、ラウル・ロメバ被告、カルラス・ムンド被告、ドロルス・バッサ被告、マリチェル・ボラス被告、ジョセップ・ルイ被告、ジョルディ・トゥルイ被告らは10万ユーロの保釈金(全員分で60万ユーロ)、パスポートの返納、および毎週近くの裁判所に出頭する条件で保釈するとのこと。

カタルーニャ共和主義左翼(ERC)議員は保釈金が提示された場合、すでに資金の用意はあると週末発表しており、資金源はANCの「クエンタ・ソリダリア(協力口座)」という独立賛成派からの募金で構成される基金。

本日、ベルギー司法当局はカルラス・プッチダモン被告らに対し欧州逮捕状に基づく同被告らのスペイン送還の判断を発表する予定。(上訴することができる。)

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