10月12日はスペインの日 “ヒスパニック・デー”

今年も再びスペインの日”ヒスパニック・デー”で軍事パレードが行われます。  でもなぜ、10月12日なのでしょうか。 なぜ軍事パレードが行われるのでしょうか。

なぜ10月12日に開催するのでしょうか?
クリストバル・コロンが1492年10月12日にグアナニ島に到着。

1892年マリア・クリスティーナ女王統治時代にアメリカ大陸発見400周年記念として祝日に設定。

その後1987年スペインの日として正式に制定された。 「10月12日という日を設定したのは、この日から、多くの政治・文化が一人の王の元でまとまり、欧州の領域を超えて文化的・言語的に世界へ影響を与えていった、スペイン国で歴史的な出来事が起こった象徴的な日だからです。」
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つまり、コロンブスがアメリカ大陸を発見した日及び、アラゴン州サラゴサ市で聖ピラールが生きながらにして聖人になった日でもあり、スペインにとっては重要な日として認識されています。

国家の日?もしくはスペイン人の日?
10月12日はスペイン民族の日(Día de la Hispanidad)として知られています。 このスペイン民族の日として認識された背景には、南米諸国がこの日を祝日として設定していたため。 また、1987年にスペインの日として正式に制定した際、「スペイン民族」に関しては触れられていませんでした。

しかし、それ以前の1981年までは(フランコ独裁政権終了までは)民族の日(Día de Raza)と制定されており、その後”スペインの日とスペイン系文化の日”(Fiesta Nacional de España y Día dela Hispanidad)として、1986年まで制定されていました。

では、民族の日とはどこから来たのかというと、1913年に元マドリード市長、元大臣でイベロ・アメリカーナ協会ロドリゲス・サン・ペドロ会長が、南米を含む”スペイン語を話すすべての国”でこの日を祝おうという運動の元、制定されました。

その後、アルゼンチンやニカラグアなどの国が民族の日を祝日として制定したものの、その後アルゼンチンでは「多様文化尊重の日」、ニカラグアでは「先住民族抵抗の日」と名称が変更されました。
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なぜ軍事パレードを行うのでしょうか?
実はスペインの日と6月6日の国軍の日(Día de las Fuerzas Armadas)は関係がありません。

1997年の政令によると、「スペインの日にはスペイン国家を構成するすべての歴史的・文化的要素をできるだけ統合し、この日を際立たせること。」と制定されているため、軍事パレードも行われるようになりました。

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