モントロ財務相 会計報告が届いていたことを確認

クリストバル・モントロ財務大臣は20日、オリオル・ジュンケラス(カタルーニャ)州副知事が提出を拒んだ同州の会計報告が、月曜日と水曜日に二回届いていたことを確認したと発表した。

 

カタルーニャ州政府経済相兼副知事のオリオル・ジュンケラスは先週土曜日、州分離独立に関して資金が使われないよう監視するため、一週間ごとに提出が義務付けられていた会計報告をこれ以上提出しないと発表した。 これは、州政府が独立を問う住民投票法案を可決したためだった。

 

これに対しスペイン最高裁判所はこの決定を退け、引き続き提出をするよう命じていた。

 

20日モントロ財務相は月曜日と水曜日に州政府からジュンケラス副知事の署名ではなく、管理人の署名がされた報告書が届いたと報告。 現在分離独立に使われた公的資金がないかどうか調査中とのこと。

 

財務相は、州政府は現在混乱状態にあり、副知事兼経済相の署名が無かったことを指摘、批判した。

 

20日、グアルディア・シビル警察による大規模な一斉摘発はこの会計報告がなされていない事が発端。(正確には2月から捜索が行われているバルセロナ検察局命令書13番によるもの)

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