スペイン 総選挙23J フェイフォー国民党(PP)党首が首班候補に決定

地元メディア報道によると23日、スペイン国王は7月23日に行われたスペイン総選挙で第一党となった右派国民党のアルベルト・ヌニェス・フェイフォー党首を次期首班候補に指名したことが分かった。

スペイン国王は22日と23日の2日間にわたり、議会の7つの党派と協議を行い、最終的にアルベルト・ヌニェス・フェイフォー国民党党首を次期首相候補に指名した。

7月23日の総選挙の結果、フェイフォー氏か、左派対立候補スペイン社会労働党(PSOE)ペドロ・サンチェス前首相が候補かという難しい首班候補指名となっていた。

しかしながら、国民党はVOX,UPN等の支持を確保し172票を獲得。 これは、左派連合の172票と同数であることから、第一党となった国民党党首が選ばれたとみられている。 

また、左派連合を首班候補に指名した場合、カタルーニャ州独立派会派の協力が必要となり、同州の独立機運の高まりを危惧したものともみられている。

国会で行われる予定の首班指名投票は8月最終日から9月1日に行われる予定。 ただ、首班に指名されるためには176票が必要となるため、あと4票を左派連合、もしくは独立派会派から協力を得なければならない。 結果として、年末クリスマスシーズンに出戻り総選挙となる可能性が囁かれている。

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