地元メディアの報道によると25日、保健省当局のフェルナンド・シモン所長が来週もしくは再来週にでも公共交通機関でのマスク着用義務を撤廃する可能性が高いと発表したことが分かった。
シモン所長がメディアに発表したところによると、今の中国の感染状況を鑑みると、決定するのは難しいが、マスク着用義務撤廃は既に議題に上っており、シモン所長以外の有識者からも、賛成の声が上がっているとのこと。
スペインでは現在、武漢新型コロナウイルス蔓延防止策として交通機関でのマスク着用義務が課せられているが、バスでは運転手が監視するため、着用率はほぼ100%であるが、少なくともバルセロナ市内の地下鉄ではほとんど守られておらず、マスクを着用している人の方が圧倒的に少ない状況となっている。