スペイン 新型コロナウイルス バレンシア州の一部地域で夜間外出禁止令 カタルーニャ州で0時30分までの営業規制 バレアレス諸島で22時以降酒類販売禁止令など

現在スペインで若者を中心に感染が拡大している新型コロナウイルスの感染拡大抑制として、各自治州政府が政策を発表した。

国内の新規感染者のうち、半数以上が出ていたカタルーニャ州では、人の集まりは10人以下とし、バルやレストランなど全ての店舗の営業を0時30分までとした。  道端での飲食は禁止されるので要注意。 州政府の発表によると、この規制の発効は明日もしくは明後日頃になる予定で、人の移動などを制限する人権に抵触する可能性があることから、カタルーニャ州高等裁判所の承認を待って実施する。

バレンシア州では一部地域(32か所)で1時~6時の間夜間外出禁止令を発令。  また、人が集まる場合も10人以下に規制。 更に、夜、公共の場でアルコールを飲む行為であるボテジョン(Botellon)を避けるため、22時以降の酒類の販売を禁止した。 これらの措置は9日に州政府から発表されていたが、バレンシア州高等裁判所が12日に承認。 実施期間は今のところ9日から14日間としている。

またバレアレス諸島でも同様に、20時以降の酒類の販売を禁止した。

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