(非常警戒体制発令中)スペイン コロナウイルス カタルーニャ州フェーズ3を終了し明日から「回復フェーズ」に移行

独立派会派が政権を握るカタルーニャ州で、本日から新型コロナウイルスによる段階的外出制限緩和フェーズ3に移行したが、明日から「回復フェーズ」に移行することを州政府が発表、今週日曜日が最終日であった、中央政府の非常警戒体制「Estado del alarma」から一足先に抜け出すことが分かった。

非常警戒体制発令のより、スペイン憲法に則り各自治州政府および市民の権利の一部に制限が課せられていたが、独立派のカタルーニャ州政府は非常警戒体制中、政府の権限の委譲を批判していた。

カタルーニャ州政府キム・トーラ州首相が発表したところによると、「回復フェーズ」(Fase de Reanudación)は19日0時から発効される。 記者会見での発表によると、明日から中央政府の非常警戒体制は効力を失い、州政府の自治権が回復するとのこと。

従って、カタルーニャ州では明日から非常警戒体制による制限は撤廃され、新たな制限が課せられる。

地元メディアの報道による市民への制限は以下の通り。

マスク
 屋内、公共交通機関において、6歳以上の市民はマスクの着用が義務。
 歩道などの屋外で、1.5メートルのソーシャルディスタンスが確保できない場合はマスクを着用しなければならない。
 運動する際はマスクはつけなくてもよい。

移動
 カタルーニャ州内での移動は自由。

入場制限
 6月25日まで、屋内での収容人数は、規定の50%まで。 屋外では75%。 その日以降は2.5メートルの間隔を空けることができれば制限なし。公園
 マスク着用、ソーシャルディスタンスの徹底。

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