スペイン中央政府パブロ・イグレシアス副首相兼社会権利・2030年計画相のツイッターによると、貧困世帯への一律給付金に関する法案が内閣で承認されれ多ことが分かった。
報道によると、給付金を得ることができるのは約85万世帯と試算されており、6月末から世帯によって約460ユーロから約1,000ユーロが給付される予定とのこと。
給付金を得る資格
給付金を得る資格があるのは、原則23歳から65歳。 ただし、18歳以上でも扶養家族がいる場合は資格がある。
また、スペイン国に合法的に1年以上在住しており、また1年以上税金を支払っており、少なくとも3年以上親元を離れて暮らしていること。
さらに、収入が200ユーロ以下、もしくは世帯収入の平均が450ユーロ以下でなければいけない。
(例)一人暮らしで収入が200ユーロ以下 → 〇
二人暮らしで、一人が200ユーロの収入、もう一人が700ユーロの収入 → 〇(世帯収入平均が350ユーロのため)
二人暮らしで、一人が200ユーロの収入、もう一人が1000ユーロの収入 → X(世帯収入平均が500ユーロとなるため)
申請方法
SeguridaSocialのホームページから申請することができるようになる予定。 質問がある場合はフリーダイヤル900で質問ができる。 申請期間は6月15日~9月15日まで。
いつから給付される?
6月末から給付される予定。
いくら給付される?
大人一人 462ユーロ
大人一人と子供一人 600ユーロ
大人一人と子供二人 738ユーロ
大人一人と子供三人以上 877ユーロ
大人二人 600ユーロ
大人二人と子供一人 738ユーロ
大人二人と子供二人 877ユーロ
大人二人と子供三人以上 1015ユーロ
大人三人 738ユーロ
大人三人と子供一人 877ユーロ
大人三人と子供二人 1015ユーロ
大人四人 877ユーロ
大人四人と子供一人 1015ユーロ
その他 1015ユーロ
以前日本でも報道されていたスペイン版ベーシックインカムは間違いなので注意。