スペイン中央銀行(BCE)が発表したところによると、今年のGDP落ち込み幅は6.6%~13.6%と発表したことが分かった。
BCEは複数の事態を予想。
まず、非常警戒体制が8週間で終了し、年末までに通常の経済活動に戻ることができれば、GDPは6.6%の落ち込み。
非常警戒体制が8週間で終了したが、年末までに通常の経済活動に戻れない場合、8.7%の落ち込み。
そして、非常警戒体制が12週間まで延長され、年末までに通常の経済活動に戻れなかった場合13.6%の落ち込みを記録するだろうと予想した。
また、BCEは1月から3月まででGDPが4.7%落ち込んだと試算。
一方、2021年は、非常警戒体制の期間により5.5%~8.5%のGDP成長が見込まれるとのこと。
更に、失業率に関して今年は18.3%~21.7%にまで拡大、来年は17.5%~19.9%になるだろうと予想している。 スペインの2月の失業率は13.6%だった。