スペイン中央政府保健省サルバドール・イージャ大臣は3日、記者会見を開き、明日ペドロ・サンチェス首相が各政党代表らに対し非常警戒体制を延長するかどうか、またその条件などを通達する見通しであることが分かった。
コロナウイルスの感染が拡大するスペインでは現在4月11日(12日0時)までの外出制限を含む非常警戒体制を発令している。 地元メディアによると、延長が決定されれば4月26日までとの見方が強い。
イージャ大臣はまた、現在感染者数増加率が10%を切ったということで、政府の目標の一つである「安定化」に成功したと発表した。
スペインでは4月3日現在で累計感染者数が11万7,710人。 死亡者数10,935人、 回復者数30,513人。現在の基本再生産数は1.05 因みに昨年のインフルエンザ感染者数は約80万人、入院患者数約52,000人、死亡者数は約15,000人だった。