スペイン地元メディア(El Confidencial)が報じたところによると、ベルギーのフランデレン地域が10万枚のマスクをコロンビアから受け取ったが、シリアルの箱や、バナナの箱等で箱詰めされ、一部動物の排泄物も付着していたことから、使用を中止したことが分かった。
報道によると、ベルギー北部フランデレン地域Amberes RevArte病院Ludo Splingaer院長は「結局中国から来ず、コロンビアからだった。 使用されたバナナとトウモロコシのシリアルの箱で箱詰めされて、規定とは逆の状態だった。 箱詰めの一つに動物の排泄物を発見した。」と語った。 販売店の名前は明かさなかった。
同院長は運ばれたマスクの使用を中止したため、現在医療関係者を守る物資が不足しているとの事。
報道によると、今回のマスクの問題は初めてではなく、フランス企業を通してトルコ製造のFFP2タイプのマスク500万枚を輸入しようとしたが、購入条件の変更により一度断念しているとのこと。
現在ベルギーでは感染者数が11,899人、入院患者数は4,524人、513人が死亡している。