スペイン保健省保健緊急警報調整局シモン局長は28日、定例記者会見を開き武漢新型コロナウイルスの国内での感染者ピークはもうすぐ訪れると発表した。
会見でシモン局長は「コロナウイルス感染に関する増減するデータが安定して来ていることを鑑みて、一時的な死亡者数の増加はここ数日維持されている。 暫定的なデータではあるが、国の一部の地域でピークを超えてきているが、国レベルではまだピークを迎えたと確認することはできない。」と語り、数日中に感染者数のピークが訪れることを示唆した。
また、シモン局長は来週末にかけて集中治療室の利用者が拡大することを示唆し、医療崩壊が起こる可能性があるため、更に応援が必要と指摘。 報道では複数の自治州で病院の許容範囲が近づいていおり、医療崩壊寸前であるとのこと。