スペイン中央政府サルバドール・イージャ保健相は3日、各自治州政府及び高等スポーツ委員会と、多くの観客を収容するようなサッカーの試合等に関して、無観客試合の実施を決定したことが分かった。
現在スペインでは世界的な感染拡大が危惧されている新型コロナウイルスに150人余りが感染している。 今回の政府、自治州政府との合意により、バレンシア州Pabellon Fuete de San Luisで3月5日に開催されるバスケットの試合、3月10日のバレンシアFCの試合、3月19日のヘタフェCFの試合、女子サッカーユーロカップのジローナとベネチアの試合等が無観客試合となると報道されている。
一方、国際大会で、渡航注意地域から多くのファンが詰めかけないようなもの、例えば卓球などに関しては、観客を入れるとのこと。
また、イージャ保健相は、渡航注意地域からチームが来るようなアマチュアの試合イベントのほか、セミナー、会議、医療セミナーなど、この数日間は必要がなければ中止をするよう呼びかけた。
(スペイン政府が指定している渡航注意地域 韓国、日本、中国、イラン、シンガポール、イタリア北部:ロンバルディア、ヴェネト、ピアモンテ、エミリア・ロマナ)