バルセロナモバイルワールドコングレス 主催者が今年のMWC中止を発表

スペイン北東部カタルーニャ州の州都バルセロナで、2月24日から27日まで開催予定の世界最大規模携帯端末見本市モバイルワールドコングレス(MWC)の主催者GSMAは12日、今年のMWCを中止を発表したことが分かった。

地元メディアの報道によると、GSMAは現在世界で感染拡大が危惧されているコロナウイルスおよび、これに伴う主要企業の参加中止などを受け、今年のMWCの中止を決定したとのこと。

GSMAは13日午後、参加・不参加を表明していた主要企業26社(Telefonica, Orange, Deutsche Telekom, Telenor, Verizon, NTT Docomo, AT&T,Turkcellら)と会合を設け、今回の中止を決定、現地時間明日13日木曜日10時30分から記者会見を行う。

2020年度MWCは、世界約200国から11万人が参加予定だった。 このMWCでは関連企業2,800社が参加し約1万4千100人の雇用が見込まれていた。 今回の中止により、約4億9千200万ユーロの経済損失が見込まれている。

MWCへの参加中止表明は今月4日のLG Electronicsを皮切りに、Eicsson,Sony,Intel Cisco,McAfee,Rakuten,Nokia,British Telecom等が参加断念を発表。 一方、GSMAは中国企業Hubaiの参加取りやめを要請していた。

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