スペイン総選挙始まる

スペイン議会は28日、上院議会(Senado)208席、下院議会(Congreso)350席を巡って総選挙が始まった。

今回総選挙が行われる理由は、前政権国民党(PP)マリアノ・ラホイ前首相に対し信任投票が行われ不信任案が可決した結果、スペイン社会労働党(PSOE)が政権を奪取、ペドロ・サンチェス幹事長が首相に就任した。 しかしながら、野党であったPSOEの議席は84議席、対するPPは134議席だったことから、本年度予算案が2度議会で否決された。 これを受けペドロ・サンチェスは議会解散を発表し、本日総選挙が執り行われることとなった。

2019年4月28日総選挙の各データ

現在公式に登録されているスペイン人の人口は46,722,980人。 そのうち投票権があるのは36,893,976人。 

スペインに在住している有権者数は34,799,999人で、残りの2,093,977人は外国に在住している。 自治州別にみると、ガリシア州458,4978人、アンダルシア州245,915人、カタルーニャ州239,810人。 国内在住有権者のうち男性は17,961,501人、女性は16,838,498人。

また、今回の総選挙で初めて有権者とになった若者は1,157,196人となり、全体の3.13%となっているが、有権者の多くは40歳から59歳の間。

自治州別に見た有権者数の多い順は

アンダルシア州 631万人

カタルーニャ州 534万人

マドリード州 474万人

バレンシア州 354万人

反対に少ないのは(セウタ・メリリャ自治都市を除く)

ラ・リオハ 233,656人

カンタブリア州 462,958人

208議席ある上院議員に立候補したのは1,318人。 一方4,106人が350議席の下院議会に立候補した。

因みに本日はバレンシア州議会の選挙も同時に行われる。

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