バルセロナ地下鉄労働組合は22日、バルセロナ交通局(TMB)と協議後、アスベスト問題に進展がなかったとして、世界最大規模の携帯端末見本市モバイル・ワールド・コングレス開催期間中の2月25日~28日のあいだ、最大通常の30%の間引き運転を行うことを発表した。
これは、バルセロナ地下鉄労働組合の「アスベストの影響を受けた労働者への管理、及び地下鉄業務の自動化」に対する抗議のため。
これにより、カタルーニャ州政府側は25日から28日の間、6時30分から9時半と16時から20時までの時間で通常の50%の間引き運転、その他の時間は30%の間引き運転を行うよう指示をしているが、労働組合側では、午前中は通常の50%の間引き運転で、その他の時間は30%の間引き運転を行うと発表している。
この他、エル・プラット国際空港清掃業務労働組合が24時間のストライキを予定していたが、労働組合とスペイン空港・航空管制公団(AENA)との話し合いが決着したためストライキは回避された。
タクシーでは、先月VTCをバルセロナから排除することに成功したため、当初発表していたストライキは行われない。 (UBERとCabifyはバルセロナでサービスを行っていないので注意)