カタルーニャ州フォルン内相 憲法裁判所が職務停止命令を発布しても「我々は受け入れない。」

カタルーニャ州ホアキン・フォルン内務相は4日、バルセロナテレビのインタビューに対し、スペイン憲法裁判所が職務停止命令を発令しても「カタルーニャ州住民に約束したものを実現するため職務を全うする。」と発言し、憲裁の命令を無視する構えであることが分かった。

 

バルセロナテレビ(BTV)に出演したフォルン内相は、カタルーニャ州政府のメンバー全てが独立を問う住民投票の実施に署名するとし、住民投票実施の際に投票箱設置を禁止した場合どうするかとの問いに「住民が投票できるようにする。」と答え、1-Oを州内相として強行することを明らかにした。

 

「我々は普通の警察として職務を全うしようとする警察官を所持している。 警察は投票をすることができるかできないかを判断することは無い。 人々が自由に安全に投票することを保証する。」と言明した。

 

来る10月1日、カタルーニャ州政府は独立を問う住民投票の実施を強行する構えであり、これを阻止するため動く中央政府および憲法裁判所であるが、モススダエスクアドロ州警察が中央政府の命令を無視した場合、国家警察(ポリシア・ナショナル)他グアルディア・シビル警察が動員され、武力衝突も視野に入る。 市民戦争の再発だけは避けなければならない。

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