アメリカ
19 件の記事

ジョン・コルトレーン生誕100年:放置された生家と発掘された音源
2026年9月23日、ジャズの巨人ジョン・コルトレーンの生誕100年を迎える。しかし、その記念事業は光と影を映し出す。長年放置されてきた米国各地の旧宅がようやく修復される一方、ファンの手で秘密裏に録音された未発表音源「ティベリ・テープス」が奇跡的に公開される。物理的遺産の軽視と、音楽的遺産への情熱の対比が鮮明だ。

米・デンマーク・グリーンランド新協定、北極圏での米軍の恒久的駐留を保障
米国、デンマーク、グリーンランド自治政府が新たな防衛協定を締結した。かつてトランプ前大統領が「買収」を提案し物議を醸したグリーンランドに、米軍が恒久的に駐留し、基地を拡張・新設する広範な権利を認める内容だ。ロシアと中国を念頭に北極圏での軍事的優位を固める狙いがあり、将来グリーンランドが独立した場合も協定とNATO加盟を義務付ける条項が含まれている。

国連、深刻な財政危機に直面 最大拠出国アメリカが13億ドルの分担金未払い
国連が深刻な財政危機に陥っている。最大の資金拠出国である米国が、義務的な分担金約13億ドル(約2000億円)を滞納しているためだ。これにより職員の大量解雇や人道支援プログラムの停止が現実化。単なる資金不足ではなく、米国の政治的思惑による資金の武器化が、多国間主義の根幹を揺るがしている。

グリーンランドを巡る米デンマーク新協定、北極圏の地政学に新たな火種か
米国とデンマークがグリーンランドに関する新たな安全保障協定を発表した。トランプ米大統領は「恒久的支配権」の獲得と勝利を宣言するが、デンマークとグリーンランド側は主権を強調し、温度差が際立つ。北極圏における米中覇権争いの新たな局面を専門家の見解と共に分析する。

トランプ米大統領、CNNなど主要メディアをホワイトハウスから追放 ― 報道の自由への世界的挑戦
トランプ米大統領が「フェイクニュース」を理由にCNNなど複数の主要メディアをホワイトハウスから追放すると発表。これは単なる米国内の問題ではない。権力者がメディアを敵視するポピュリズムの手法はスペインでも見られ、報道の自由という民主主義の根幹を揺るがす世界的課題を浮き彫りにしている。

19世紀スペインを旅した米国人女性画家の「失われた日記」発見 ― 男性中心の歴史観を覆す貴重な記録
19世紀末、男性の同伴なしにスペインを旅した米国ボストン出身の裕福な女性画家の日記が発見・出版された。従来のオリエンタリズム的な旅行記とは一線を画し、芸術家としての専門的視点と現地文化への深い敬意が記されたこの記録は、当時の米西関係史や女性史に新たな光を当てている。

米イラン和平交渉の覚書が期限切れ、強硬化するテヘランと揺れるトランプ政権
米国とイランが6月に締結した和平交渉に関する覚書が60日の期限を迎え、合意なきまま失効した。イランは強硬派が実権を握り要求を先鋭化させる一方、トランプ米大統領は発言が二転三転し、中東の緊張は新たな局面に入っている。

トランプ政権下で深化する米国・モロッコ同盟:西サハラ問題とスペインへの影響
トランプ米政権下で、米国の西サハラにおけるモロッコ主権承認を機に、両国の同盟関係が軍事・経済面で急速に深化している。この地政学的変動は、隣国スペインを外交的に孤立させ、移民問題などを通じて新たな圧力を生み出す構造を分析する。

スペイン女子水球、悲願のワールドカップ初制覇へ王手 米国と決勝で激突
スペイン女子水球代表が、ワールドカップ・スーパーファイナルでロシアをPK戦の末に下し、決勝進出を決めた。これまで五輪、世界選手権、欧州選手権を制してきた「黄金世代」にとって、唯一欠けている主要タイトル獲得まであと一歩に迫る。最強のライバル、米国との頂上決戦の行方を展望する。

サッカーW杯優勝のスペイン代表、フェラン・トーレス選手の帽子が政治問題化 トランプ氏のホワイトハウスが利用
2026年W杯で優勝したサッカースペイン代表の祝賀会で、FWフェラン・トーレス選手が着用した帽子が思わぬ波紋を広げている。トランプ米大統領のホワイトハウスがこれを政治的に利用したことで、スポーツと政治の境界線を巡る議論が再燃している。

2026年W杯決勝ハーフタイムショー、史上空前の豪華布陣に見るFIFAの米国市場戦略
2026年ワールドカップ決勝のハーフタイムショーにマドンナ、BTS、シャキーラらが集結。単なる音楽の祭典を超え、米国の国民的行事スーパーボウルを凌駕しようとするFIFAの野心的なグローバル戦略と、サッカー文化の変容を読み解く。

ホルムズ海峡緊迫化:米イラン、和平合意の瀬戸際で軍事衝突
米イラン間で結ばれたばかりの和平に向けた覚書は、ホルムズ海峡を巡る軍事的応酬により崩壊の危機に瀕している。最高指導者を失いながらも強気の姿勢を崩さないイランと、トランプ大統領の強硬策が再び中東を不安定化させている。世界のエネルギー供給の要衝で何が起きているのかを深く分析する。

トランプ政権の対イラン政策は失敗か? 専門家が読み解く米イラン「停戦合意」の真意
敵対関係にあった米国とイランが暫定的な合意に達した。しかしこれは、トランプ政権が目指したイランの完全降伏ではなく、むしろ非対称戦争におけるイランの「戦略的勝利」との見方が強い。専門家の分析から、中東の勢力図を塗り替えかねないこの合意の脆弱性と地政学的意味を深く掘り下げる。

トランプ政権、イランと停戦で暫定合意 経済的苦境で大幅譲歩、中東政策の行き詰まり露呈
2026年6月、トランプ米政権は4ヶ月に及ぶイランとの軍事衝突を終結させるため、暫定合意に達した。しかしその内容は、かつて自ら破棄したオバマ政権の核合意よりもイランに有利なもの。国内の経済的圧力と選挙を前に、強硬策の破綻が浮き彫りになった形だ。

世界最強とされたAIが3日で消えた ─ Anthropic「Fable 5」停止と、米輸出規制が在住者に意味すること
発表3日でAnthropicの最新AI「Fable 5」「Mythos 5」が世界停止。米政府の輸出規制指令の経緯と両論、そしてスペイン在住者・日本のユーザーに何を意味するかを整理する。

米、イランへの報復攻撃を開始 ホルムズ海峡でのヘリ撃墜受け中東緊迫
ホルムズ海峡上空で米軍ヘリコプターが撃墜された事件を受け、米国はイランへの限定的な報復攻撃に踏み切った。中東全域に緊張が走る中、トランプ大統領は強硬姿勢と対話の可能性を同時に示唆しており、偶発的な衝突が全面戦争に発展するリスクを専門家は指摘している。

パキスタンのムニール陸軍大将、米・イラン交渉の影の立役者
パキスタン軍トップのアシム・ムニール陸軍大将が、米・イラン間の緊張緩和に向けた水面下の交渉で重要な役割を担っている。イスラマバードでの権力者として、テヘランとの緊密な関係を維持しつつ、トランプ前米大統領からも「お気に入りの将軍」と称される異色の存在だ。

ホルムズ海峡危機、湾岸外の産油国に恩恵
ホルムズ海峡を巡る地政学的緊張の高まりが、原油価格の押し上げに繋がり、湾岸地域外の産油国に思わぬ利益をもたらしています。生産量の微増も相まって、世界的な供給不足を補う形となっています。

レーガン大統領狙撃事件、警護官の機転
1981年3月30日、ワシントンDCのホテル前で、ジョン・ヒンクリーJr.がロナルド・レーガン米大統領を銃撃した。大統領は軽傷で済んだが、同行していた報道官や警官らも負傷。当時、大統領警護隊(シークレット・サービス)の機転により、最悪の事態は免れた。
