2022年に実施されたOECD生徒の学力到達度調査(PISA)が本日発表され、スペインは平均点ほぼOECD平均点だったことが分かった。 日本は全3分野でトップクラスだった。
PISAによるとスペインの平均点は以下の通り。
数学的リテラシー
スペイン 473点
日本 536点
OECD平均点 472点
読解力
スペイン 474点
日本 516点
OECD平均点 476点
科学的リテラシー
スペイン 485点
日本 561点
OECD平均点 485点
数学的リテラシーに関して、スペインは2018年から8ポイント下げて473点。 2003年に記録したスペインの最低点数480点を下回った。
読解力に関しては、2018年の477点から3ポイント減少の474点。
科学的リテラシーは2018年の483点から2ポイント上昇の485点だった。
自治州別にみると、数学的リテラシーでは
セウタ自治都市395点、メリリャ自治都市404点、カナリアス州447点、カタルーニャ州469点と平均点以下だったが、一方マドリード494点、アストゥーリアス州495点、カンタブリア州495点、カスティーリャ・イ・レオン499点と平均点を上回った州は北部に集中した。
また、読解力ではカタルーニャ州は462点、科学的リテラシーも477点といずれもOECD平均を下回っている。



