バルセロナ 30年の歴史に幕 明日バルセロナ日本語図書室最終日

1992年開室以来、延べ約2800人が利用してきたバルセロナ日本語図書室が明日をもって一時閉室となる。 同図書室はボランティアで運営されており、経費などは全て老舗和食レストランを経営している山下グループが出資していたが、この度同賃貸の契約更新が出来なくなったため、一時的に閉室を余儀なくされた。

現在約16000冊にもなる本の保管先を選定中で、新しく図書室を開室する場所も探している。 同施設は30年以上も日本とスペインの文化交流を行ってきた歴史ある図書室で、現在まで山下グループのみで資金が賄われてきた。 国際交流基金、CASAASIA等の日本国政府や、スペイン政府の文化交流促進機関がいままでなぜこの図書室を放置し、支援を行ってこなかったのか、甚だ疑問ではある。

明日の最終日に対し、バルセロナ日本語図書室ボランティアは以下のようなメッセージを出している。


図書室最終オープン

12月21日(水)は、現在地C/Valencia 204での日本語図書室の最後のオープン日となります。

30年前にわずかな蔵書でスタートして以来、皆さまのご協力のおかげで続けてくることができました。

改めて、心よりお礼申し上げます。

移転・再開についてはまだ白紙の状態ですが、なるべく近い将来に明るいニュースをお伝えできるよう努力しております。

またお会いできる日まで、引き続きご声援下さいますよう、どうぞよろしくお願いいたします。

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