スペインのペドロ・サンチェス首相は13日、自治州政府首相会議の場で、ロシアによるウクライナへの侵略戦争は、長期化し、慢性化する可能性があると計画したうえで、中国当局に仲介役をかって出るよう訴えたことが、地元メディアの報道により分かった。
会議の中でサンチェス首相は、ウクライナの紛争は長く、時間経過とともに慢性化するリスクがあると延べ、各自治州政府代表らに「最大限の団結」を呼び掛けた。
また、首相は中国に対し、外交的解決策を見つけるための仲介と対話を行うよう訴えた。
現在スペインではマドリッド、バルセロナ、アリカンテにウクライナ人向けの難民受け入れセンターが設置されているほか、マラガにももう一つ設置することが検討されている。