カタルーニャ州政府は21日、今週24日金曜日から新型コロナウイルス感染拡大防止政策の強化を実施する予定であることを発表した。
発表によると主な変更点は、飲食店は50%入店制限、クラブなどの夜の営業は禁止、10人以上の集会禁止など。
これに対し、カタルーニャ州飲食活動連盟(Fecasarm)、バルセロナ・クラブ業界団体、バルセロナ飲食業界連盟などは、バルセロナ市内で記者会見を開き、拡大防止政策強化に関する法的手続きは24日は除外され、少なくとも27日から有効であると指摘。 また、カタルーニャ州高等裁判所(TSJC)に対し、夜の営業禁止に関し法的根拠がないとして訴訟を起こす予定。 これは、人の移動などを制限する場合、基本的人権の侵害にあたり、憲法の厳戒令が発令していなければ、夜間外出禁止令は自治州レベルで勝手に執行できないのではないかという問題があるため。