スペイン貨物輸送連盟(CETM)が呼び掛けていた国内の大規模ストライキが回避されたことが、地元メディアの報道により分かった。
CNTCは17日午前中より中央政府と会合を開き、労働環境改善に関して一定の合意が得られたため、来週20日~22日まで予定されていた大規模なストを中止するとのこと。
合意に至った項目は以下の通り。
-運転手は荷物の揚げ降ろしを禁止する。 待機時間も、今までの5時間から2時間に短縮。
-契約時から軽油価格が上昇した場合、その上昇した分は運送業者ではなく契約者が支払う。
-Euroviñetaの批准見送り(Euroviñetaとは、環境問題を考慮し、オランダ、ルクセンブルク、スイス、デンマークで実施されている12トン以上のトラックが走行する場合、重量税を支払わなければいけない法律。)
-利用可能なトラックなどの最大積載量変更などは、一方的に決定しない。