地元メディアの報道によると27日、カタルーニャ州政府アルバ・ベルヘス保健相が「金曜日以降に飲食店が再開するのは難しい。」と発言したことが分かった。
ベルヘス保健相は27日に地元ラジオ番組カデナ・セールに出演し、「状況が改善すれば規制を緩和することができる。 今はその時ではない。」と発言した。
現在カタルーニャ州では、10月15日から州政府より飲食店のテイクアウト以外の営業停止命令が発令されており、期限は15日間で今週金曜日に終了する予定。 また、先週州政府内務大臣が「夜間外出禁止令が発令されたら、経済活動を促進するために飲食店の時短営業を認めるだろう。」という旨をラジオ番組で発表していた。
しかしながら昨日の州政府保健相の発言は飲食店営業再開は困難との見方を示した。
ベルヘス保健相は「その時」の状況により政策が変化するので、週末の状況を注視しなければならないとも発言している。
現在スペインでは夜間外出禁止令が発令されており、明日の国会で4か月間の延長を決める。 (当初6か月の延長予定であったが、本日28日の国会でペドロ・サンチェス首相は4か月延長の旨を発言している。)