3月15日から非常警戒体制が続くスペインで(3月14日に官報発行)、4回目の延長が下院議会で決定した。 これにより、5月24日まで非常警戒体制が延長となった。
下院議会では、非常警戒体制延長に178票が賛成、75票が反対、97票が棄権となった。
ペドロ・サンチェス首相は下院議会で「(非常警戒体制は)人命を救える唯一の機能」と発言。
棄権票を入れた国民党は「政府の説明は民間療法よりも典型的な説明だ。」と発言、以前より更なる延長に反対していた。 しかし、非常警戒体制を解除してしまうと市民に対する経済援助が自動的に解除されてしまうため、棄権票を投じた。
賛成票を入れたのは市民党、PNV、PSOE。