地元メディア(elPeriodico)が報じたところによると10日、国内で150万人以上がERTE(レイオフ)を受け、中央政府からの失業保険を受け取ることになっているが、4月中はこのうち36,000人しか受け取れない可能性が出てきたことが分かった。
報道によると、労働組合のUGT(労働総同盟)が失業保険庁(SEPE)から情報を得ることができ、その中でスペイン国内で150万人以上のERTE申請者のうち、4月中に失業保険が得られるのは僅か36,000人である可能性があり、そのほかの多くの一時解雇者らは5月2日まで待たなければいけないかもしれないとのこと。
UGTによると、SEPEは現在までに659,791人までしか手続きを終えることが出来ておらず、半数以上は人手不足により手続きが行われていないとのこと。 カタルーニャ州では約645,000人がERTEの申請を受け、3月31日までに約547,000人が申請されていた。