WHOの提言により、コロナウイルス感染のスクリーニング検査を実施しているスペインで、中国産簡易検査キットの感度が30%だったことが発覚し返品していた件で、製造元のBioeasy Biotechnology社が”スペインの医師らが検体を採取する際にきちんと説明書に従っていなかった可能性がある”と発言したことが、地元メディアの報道により分かった。
報道によると、中国のSNSチャットアプリ”WeChat”で、Bioeasy社が「簡易検査キットに関し、プロトコルに従うことが非常に重要である。」と発言していたことが分かったとのこと。 また、簡易検査キットを調査したそのキットだけ、もしくはそのロットだけ感度が悪かった可能性がある。 でなければ、欧州連合の認可(CEマーク)を得られたこととつじつまが合わない。」と締めくくっているとのこと。
同検査キットを含む合計4つのタイプの検査キットは3月12日にコロナウイルス感染検査キットとして3月12日に欧州連合でCEマークを取得していたが、中国では認可されていない企業と中国のYicai Globalは報じている。
来週中に中国で認可されていない企業による抗体検査キットがスペインに到着する予定。