地元メディアの報道によると13日、カタルーニャ州バルセロナ市のホスピタル・クリニック(市内最大)疫学予防医療局アントニ・トリジャ・ガルシア局長がラジオ番組Cadena Copeに出演、武漢新型コロナウイルスに関して「この2週間がピークだ」との見解を示したことが分かった。
インタビューでガルシア局長は、「コロナウイルスはインフルエンザのような季節風邪となる可能性がある。 もちろん、科学的な証拠がまだまだ必要であるが。」と発言。
また、「一度感染して免疫ができたとしても再感染しないとはまだ言い切れない。」「しかし、免疫は6か月、長くても1年しか持たない。」と発言。
ラジオ番組でガルシア局長は「感染者の約80%は水分補給と休息、時にはパラセタモールを利用し回復してきた。」ことを挙げ、「我々はフェイクニュースなどに騙されてはいけない。 そうなってしまえば、我々は頭がおかしくなってしまう。」と発言し、市民に対し落ち着くよう強く要請した。
更に、「どの位感染者が膨れ上がるか知ることはできないが、物理的に距離を取ることは有効である。」「感染するためには近くに長い時間いる必要がある。 長い時間ルームシェアをおこなう、もしくはその人と生活を共にする等。 換気をして、清潔に保ち、他人と距離をきちんととっていれば、新しい感染者を減らすのに非常に有効である。」 との見方を示した