スペイン政府のコロナウイルス対策とは? (3月10日現在)

スペイン政府による、新型コロナウイルスの感染拡大対策は以下の通り。

-スペイン中央政府保健省はマドリード州、バスク州のビトリア、バスク州のラバスティダを「感染高拡大地域」に指定、学校を休校にするよう州政府と合意。 感染拡大防止を目指すための勤務時間の柔軟な対応や、テレワークを行うよう要請。

-スペイン政府高齢者社会福祉研究所(IMSERSO 高齢者や障碍者支援政府機関)による旅行を1か月間禁止。 11日0時から25日0時まで、スペイン国内の空港からイタリアへの渡航を禁止。 欧州委員会との合意のもと、更に14日間延長が可能となるが、それ以上にはならない。

-スペイン中央政府は、コロナウイルス感染を職業病(労災)と認定する政令を可決する予定。

-マドリード州、ラ・リオハ州、ビトリア(バスク州)、ラバスティダ(バスク州)の地域で、閉鎖空間で1000人以上のイベント禁止。 

-大きなスポーツイベントの開催は無観客試合とする。

-必要な医療品の集中供給。

-中国、香港、マカオ、韓国、日本、シンガポール、イランへの不要な渡航を控えるよう要請。

-危険地域に渡航した場合、14日間健康状態を注視し、咳、発熱、呼吸困難などの症状が現れた場合、救急もしくは保健所に連絡し、他人との接触を避けるよう要請。

-労働省は、職場でコロナウイルスに感染する恐れがある場合、すぐに企業活動などを停止するためのガイドラインを発表。 

-マドリード州政府は15日間全ての教育機関を閉鎖。 バルデモロ市でデイケア施設での16人の集団感染および1人死亡を受け、州内213件の老人保健施設を1か月間(4月7日まで)の閉鎖を決定。 延長の可能性もあり。

-バスク州政府は、ビトリアの全ての教育機関を2週間閉鎖を決定。

このほか、スペインからイスラエルに渡航する場合検疫が必要。 モスクワ、カザフスタンはスペインからの渡航を禁止している。 

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