スペイン国鉄RENFEの運営する新幹線AVEの廉価版AVLOが明日27日月曜日13時からマドリード-バルセロナ間の搭乗券販売を開始する。 これにより、マドリードーバルセロナ間の新幹線運賃が10ユーロ~60ユーロで購入することができるようになる。 また、RENFEは明日より10日間、オープンセールとして一日あたり一千枚を5ユーロで販売する。
これは、来年より鉄道の自由化によりSNCF(ブランド名Ouigo)とTrenitaliaがスペイン市場に参入する予定であり、RENFEは自由化前に顧客の囲い込みを狙うためAVE廉価版の運営を開始するとみられている。 また運用開始は4月1日からであるため、明日から販売する切符はこの日以降のモノとなる。
AVLOでは、通常のAVEに見られたようなカフェテリア車が廃止されるほか、席数も増やされている。
現在のところhttps://avlorenfe.com/bienvenido.htmlこのWEBからしか購入することができないが、順次駅構内やRENFEのWEBからも購入することができるよう調整していくとのこと。
地元メディアの報道によれば、4月1日からの運営では1日往復3便を予定しており、マドリード・アトーチャ駅発は、9時15分・16時・20時35分の3便。 バルセロナ発は9時25分・16時25分・20時の3便とのこと。
ERNFEではAVLOにより向こう10年間で20%の収益拡大を見込んでいるとのこと。