VTC(運転手付き配車サービス:ハイヤー)に対する法整備を巡り、マドリードのタクシー組合のストライキが激化する中、28日早朝からカステジャーノ大通りを占拠。
これに対しマドリード市自治警察及び国家警察(ポリシアナショナル)らは占拠していたタクシーをレッカー移動及び違法駐車の罰金を課し、これを解放。
これを受けタクシー運転手らは国民党本部へ移動、本部前で大規模な抗議集会を開いた。
この抗議運動が激化する背景には、カタルーニャ州政府からVTCへの規制法厳格化を勝ち取ったバルセロナのタクシー労働組合(エリートタクシー)のアルベルト・アルバレス組合長がマドリードのタクシーストライキに加わったことも多大に影響を与えているほか、バルセロナのタクシーがこの抗議占拠運動にも参加している。