最初のホンデュラス難民が米国国境付近ティフアナに到着してから4日余りがたち、現在2千人以上のホンデュラス難民が滞在しているなかで、ティフアナ市民らはホンデュラス難民に対し、出ていくよう促す抗議デモを行ったことが分かった。
デモは現地時間9時から始まり、Heroes通り、Independencia通りを通過、メキシコの国家を歌いながら、「難民にはうんざり」というプラカードをを掲げた。
現在ティフアナの複合スポーツ施設がホンデュラス難民に開放されており、約1,500人が滞在している。
抗議デモに参加したティフアナ市民らはこのスポーツ施設に接近、警察が侵入を防いだものの、市民らは警察の盾を押すなどの小競り合いが生じた。
ティフアナ市長は、「ティフアナ市は多くの難民を受け入れる体制が整っていない。 準備ができるまで6か月は要するだろう。」と語った。