カルラス・プッチダモン前州首相被告の次期州首相候補指名撤回および信任議会の中止をスペイン中央政府が憲法裁判所に訴え出る

サンタマリア副首相は26日、定例閣僚会議後定例記者会見に姿を現し、1月30日に予定されている次期州首相候補信任議会の開催中止およびカルラス・プッチダモン前州首相被告の州首相候補指名の撤回を求め、スペイン中央政府は憲法裁判所に訴え出る意向を示したことが分かった。
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昨年12月21日にカタルーニャ州で行われた地方選挙の結果、州議会の議長に独立派政党カタルーニャ共和左翼(ERC)のロジェール・トレント議員が選出された。

その後今年1月22日にトレント議員は次期州首相候補に、ブリュッセルに逃亡中のカルラス・プッチダモン前州首相被告を指名。

1月25日に、州首相信任議会を「1月30日15時」に開催すると宣言。

これを受けスペイン中央政府は、カルラス・プッチダモン前州首相被告の州首相候補指名撤回、および州首相信任議会開催中止を求め、憲法裁判所に訴え出るために国務会議(Consejo de Estado)に報告書をまとめるよう要請。 国務会議は「今起こっていない憲法違反の事象に対する訴えであり、カルラス・プッチダモン被告を州首相候補に指名したことに関して憲法違反性を認められない。」「州議会は候補者不在で議会を開催できるが、カルラス・プッチダモン被告を州首相として任命した時点で憲法違反であり、今はその時ではない。」とし、中央政府に対し「今のところ」違憲性は認められないと判断していた。
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しかし、中央政府は国務会議の判断を押しのけ憲法裁判所に訴え出ることを決定した。

もし、憲法裁判所が中央政府の訴えを受理し、違憲と判断されれば、州議会議長は新たに別の州首相候補を指名しなければならず、1月30日に予定されている信任議会は中止しなければならない。

ここでもし州議会を強行した場合、州議会執行委員会のメンバーおよび州議会に出席した議員らは「不服従」の嫌疑がかけられる可能性がある。

ただ、憲法裁判所が違憲判断を下さない場合、1月30日に信任議会が開催される。 ここで、プッチデモン被告を州首相に任命すれば、憲法違反となる可能性もあるし、任命を受理した州議長も不服従の刑事責任を負う可能性がある。

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