市民党が州議会議長の座獲得を目指すと発表

カタルーニャ州議会市民党報道官カルロス・カリソサが28日記者会見を開き、12月21日の州議会選挙で市民党が第一党となったことを受け、カタルーニャ州議会の議長は市民党から選出されるべきであると指摘したことが分かった。
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現在カタルーニャ州では、12月21日の州議会後議会成立のための交渉が続いており、議会の要となる議長および執行委員会の選出が焦点となっている。

現在までに、合計70議席を獲得したカタルーニャ州分離独立派会派は、議長および首班選出の交渉を独立派会派内で行われている。

一方、独立反対派で州議会選挙で第一党に躍り出た市民党は、独立反対派の国民党が大敗、同じ独立反対派左翼カタルーニャ社会党が議席を維持したことにより、議会内では少数派となっているため、独立反対派の政権樹立断念を言明、首班選出を静観するとしていた。

これに対し、中央政府国民党およびカタルーニャ州商工会議所所長は市民党に対し、交渉努力をするべきであると痛烈に批判され、更に28日中央政府首相官邸で行われた首相と中央政府市民党党首アルベルト・リベラとの会談で、カタルーニャ州で市民党は政権樹立の努力をするべきであると指摘されたことから、ようやく州議会で議長の座を狙う意向を示した形になった。

現在州会派の間で、首班選出候補はカルラス・プッチダモン前州首相被告とERC党首でマドリードの拘置所にいるオリオル・ジュンケラス前副首相被告が有力視されている。 さらに、スペイン最高裁判所は、来年1月4日にオリオル・ジュンケラスを保釈する可能性があることから、ERCから首相が誕生する可能性が今のところ一番高くなっている。

中央政府国民党からの圧力にさらされているカタルーニャ市民党は、記者会見の中で、「国民党派現在の状況を真剣に見ていない。 我々を注視しすぎだ。 我々は我々のライバルを見ていない(対話しない)。」などと発言。

市民党は国民党の子分という構図が如実に浮き出ている。

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