10-O  プッチダモン州知事明日の声明で一方的な独立宣言しつつも仲裁を要求か

カタルーニャ州カルラス・プッチダモン州知事は9日、明日の州議会後に行われる公式声明に関して、意見の分かれる独立派らとの意見交換が終了したことがヨーロッパプレスの報道により分かった。

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プッチダモン州知事は明日18時から10月1日に行われた違法な住民投票の結果を踏まえた声明を発表する予定。 注目されるのは、「一方的な独立宣言」の後直ちに司法移管法が批准され共和国として機能するのか、もしくは共和国として批准されるまである程度の時間を置くのかという点。

ヨーロッパプレスが得た州政府内の情報によると、公式声明では少なくとも「共和国を建国する」という言文はあるとしながらも、カギとなるのは中央政府と州政府、それと第三者の仲裁を求めるという点とのこと。

10月1日から現在まで、スイスを含む数か国が仲裁役として候補と上がっていた。

また、州政府側も、「一方的な独立宣言」後すぐに批准した場合、それが生中継されており、象徴的な映像となったとしても、中央政府は州自治権をはく奪することを理解しているとのこと。

州政府内独立派の間でも意見が分かれており、反資本主義・反体制の人民統一候補(CUP)らは「一方的な独立宣言」に象徴的なものや比喩、飾りはいらず、独立宣言を行い司法移管・共和国基本法を批准しすぐに国として運営するよう求めている。 

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一方カタルーニャ共和主義左翼(ERC)は一方的な独立宣言を支持するかどうかはわかっていないが、中央政府もしくは国際的な仲介役を持っての「対話」の道を閉ざして共和国を建国することには異議を唱えているとのこと。

また、元CDCで州知事や前州知事が所属するPDecatでは、この声明文を発表することは必要不可欠であることは認めつつも、発表を先延ばしにするよう圧力がかかった。

州知事による声明は10日18時から期限なしで行われる予定で、各州議会代表は10分の質疑応答の時間が与えられている。 州知事が第二の訴答を行った場合、更に5分間が与えられる。

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その他未知数な部分としては、州議会議長が議会内で投票結果の承認を投票にかけた場合、もし独立派が拒否をして承認されなかった場合、「独立を問う住民投票法」の「カタルーニャ州住民が決定する」という点に州政府自ら法的不服従を犯すことになる。

明日10月10日18時からANCが大規模な集会を州議会前で開くことを予定していたが、モススダエスクワドロ州警察とANCとの話し合いの結果、安全のためシウダデーヤ公園は記者や州議会議員のみ通行可能で、その他は立ち入り禁止となった。 集会は、公園前のルイス・コンパニス通りで行われる予定。

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