スペイン保健省 スペイン産マグロによる中毒症状、現在までに154人を確認

スペイン保健省は27日、スペイン産マグロにより中毒症状を起こした人数が154人となったと発表したことが、スペインメディアエル・ムンドが伝えたところにより分かった。
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報道によると、スペイン産マグロを食べて中毒症状を起こした154人はスペイン国内および欧州各国で、そのうち105件はスペイン南部アルメリアのガルシデン社が販売したマグロが原因であることが分かっている。

今年5月、ガルシデン社が販売したマグロを食べてのどの炎症や発汗などの中毒症状の報告が相次ぎ、保健省当局が調べたところによると、一部のロットでヒスタミンが多く含まれていたことが分かり、5月1日から5日までに生産されたロットナンバー170501-170502-170503-170504-170505を廃棄処分するよう指導が出ていた。

また、治安警察による同社の労働者への聞き取り調査が実施され、ある一定期間マグロを保管する場所の温度が十分に下がっていなかったことが分かっており、温度を確認する時に数字を偽装した可能性があるとみている。

9月14日、欧州委員会はスペイン政府に対しマグロの扱いに対する「危惧」を表明。 植物のビートからとれる着色料をマグロに注射し、色素を偽装したマグロを摂取した結果具合が悪くなったというケースも報告されている。

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