歴史
7 件の記事

パッツィ家の陰謀:ルネサンスの血と芸術、メディチ家の権力闘争をベルリンで読み解く
1478年、フィレンツェを震撼させた「パッツィ家の陰謀」。メディチ家の兄弟が襲われ、弟が絶命したこの暗殺未遂事件は、ボッティチェリやレオナルド・ダ・ヴィンチを巻き込み、ルネサンス史に残る芸術作品を生んだ。暴力が芸術へと昇華し、政治プロパガンダとして機能した力学を、ベルリンでの展覧会を機に深く考察する。

ガルシア・ロルカ『ニューヨークの詩人』、内戦と亡命を越えた奇跡の原稿の旅路
スペイン内戦勃発直前、詩人ガルシア・ロルカがマドリードに残した『ニューヨークの詩人』の自筆原稿。それは詩人の悲劇的な死の後、戦火を逃れ、亡命者の手を渡り、所有権を巡る国際裁判を経て、奇しくも作品の舞台となったニューヨークに辿り着く。スペイン現代史の激動を体現する一冊の詩集の物語を追う。

ピレネーの奇祭:650年以上続くスペイン・フランス国境の平和条約「牛3頭の貢物」
毎年7月13日、ピレネー山脈のスペインとフランスの国境で、中世から続く特異な平和条約が更新される。フランスの谷がスペインの谷へ牛3頭を贈るこの儀式は、欧州最古の国際条約とも言われ、国家間の関係が変容する現代において、国境地帯の共同体の記憶と自治のあり方を問いかける。

W杯史上初のスペイン人、パコ・ブルの数奇な物語:代表不参加の1930年、ペルー代表監督としてウルグアイへ
1930年の第1回W杯にスペイン代表は不参加だった。しかし、バルセロナ出身のパコ・ブルがペルー代表監督として歴史の舞台に立っていた。彼の特異な経歴を通じ、黎明期のW杯とサッカーのグローバル化の原点を探る。

スペイン古代文明「タルテッソス」の謎に新説、ギリシャ人が関与か?トゥルヌエロ遺跡の発見が定説を覆す
スペイン南西部に栄えた古代文明タルテッソス。その末期にギリシャ人が深く関与していたとする大胆な新説が、トゥルヌエロ遺跡の考古学者によって提唱された。謎に満ちた文明の起源と終焉をめぐる議論が、新たな局面を迎えている。

マドリードの美しい公園、100周年記念展
マドリード市内の「キンタ・デ・ロス・モリノス公園」が100周年を迎え、無料の記念展示を開催中です。春のアーモンドの花の開花で知られるこの公園は、市民の憩いの場として親しまれています。

マドリードの知られざる「偉人霊廟」
マドリード中心部、レティーロ公園近くにひっそりと佇む「スペイン霊廟」、通称「著名人霊廟」。ネオビザンティン様式の美しい建築ながら、その存在はあまり知られていない。静謐な空間は、隠遁や思索にふけるのに最適だ。
