カタルーニャ州選挙 出口調査でPSCが勝利 独立派会派議席減少

3月13日、州議会で2024年度予算案が通過しなかったのを受け、カタルーニャ共和主義左翼(ERC)党首ペレ・アラゴネス前州首相が州議会解散を宣言、本日5月12日に州選挙を9か月前倒しで開催することを発表していた。

これは、タラゴナ沿岸に計画されていたホテルとカジノ複合施設「ハードロック・プロジェクト」への支持も連合会派からの支持を受けられなかったことも受けている。

地元メディアによると、国営放送、州営放送が実施した出口調査の結果が20時に発表され、カタルーニャ社会党(PSC)が37~40議席を獲得して第一党を維持。 続いてカタルーニャ州独立扇動などの容疑で逮捕状がスペイン国内で出ているため、国外に逃亡しているカルラス・プッチダモン元州首相被告が党首を努めているJuntsが33~36議席。 前州首相を努めたペレ・アラゴネスが党首を努めるカタルーニャ共和主義左翼(ERC)が10議席を失う24~27議席。

特筆するべきは、国民党が前回の3議席から9~12議席を獲得。 また、2017年に第一党となった市民党は、今回の選挙で議席をすべて失う予定。

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