マドリード 7000人以上が恩赦に反対デモ行進「プッチデモンを刑務所へ!」 警察隊と衝突

地元メディア報道によると、マドリードのスペイン社会労働党(PSOE)本部があるFerraz通りに、カルラ・プッチダモン被告らへの恩赦に反対するデモ行進が行われ、政府当局によると7000人以上が参加、警察隊と衝突する場面も見られたことが分かった。 反対デモ行進は以前より散発的に行われていたが、今回は2夜連続で行われた。

これは、首相選出第2ラウンドにおいて、PSOE党首ペドロ・サンチェス前首相(現暫定首相)が下院議会で首相選出に必要な票数をかき集めるため、カタルーニャ州独立派会派との合意が必要で、そのためには海外逃亡しているカルラス・プッチダモン被告(現Junts党首)らへの恩赦が条件の一つとなっており、これに反対した市民が反対デモを行ったため。

同被告は現在スペイン司法当局より扇動・反乱・公的資金横領などの容疑が掛かっており、刑法22編第一章第544条によると、扇動・反乱だけでも最大30年の実刑となる。

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