スペイン レストランにペットを持ち込めるか?

2022年2月に新動物保護福祉法が承認、本日2023年10月2日から発効された。 この法律ではペットの公共施設にアクセスするための関連法が変更されている為、レストランにペットは持ち込めるかどうかに関して周知が遅れている。 

新法第29条第2項は以下のように明記されている。”los establecimientos públicos y privados, alojamientos hoteleros, restaurantes, bares y en general cualesquiera otros en los que se consuman bebidas y comidas, podrán facilitar la entrada de animales de compañía que no constituyan un riesgo para las personas, otros animales y las cosas”.

「人々や他の動物、物品に危険をもたらさないペットは、公共および私的な施設、ホテル、レストラン、バー、および一般的には飲食物が提供されるその他の場所にアクセスすることができます。」

また新法第29条第5項には以下のように明記されている。

“Las personas responsables de animales de compañía que puedan acceder a los transportes y establecimientos y lugares señalados en los apartados anteriores, deberán llevar al animal conforme a las condiciones higiénico-sanitarias y respetando las medidas de seguridad que se determinen por el propio establecimiento o medio de transporte, así como la legislación sectorial específica”.

「アクセスできる運送業者および施設と場所におけるペットの責任者は、動物をその施設または運送手段自体によって決定される衛生的な条件に従って連れてこなければならず、セキュリティ対策を遵守しなければならず、また特定のセクター法に従わなければなりません。」

以上の理由から、レストランやバルの入り口に「ペットお断り」の文言が明記されておらず、持ち込むペットが衛生的に適切であり、その他の客に迷惑が掛からない状態で管理されていれば、レストランやバルに入ることができる。。。わけではない点に注意。 これは、各産業セクターの法律に従わなければならないところに注目しなければならない。 つまり、レストランやバルにおいて、調理場所と飲食する場所が明確に仕切られていない場所へのペットのアクセスは禁止されている。 したがって、バルなどでカウンターを挟んでの場所でボカディージョを作るところは多々あるため、そのような場所へのアクセスは法律的にはアウト。 リード線だけでのアクセスもセキュリティ的に議論の余地があるし、店内で排泄してしまった場合は衛生的な条件でアウトとなる。 いずれにしても、ペットを入れたくない店主はすぐに入り口にペットお断りの意思を明示することが必要。

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