バルセロナ ハビエル・トリアス前市長が勝利宣言

開票率97%でトリアス・バルセロナ党が得票率22%、11議席を獲得し勝利宣言を行った。 

党本部で行われた記者会見でトリアスは「私は選挙に勝つために出馬し、バルセロナ市長になるといいましたが、私は確かにバルセロナ市長になります。」と語った。

開票開始後激しい戦いが続いたが、PSCから出馬したコイボニが2位に、10議席を獲得、4年前から2議席増加した。 一方、世論調査で1位だったバルセロナ・エン・コムは9議席に留まった。

そのほかERCが5議席、PPが4議席VOXが2議席。 CUP,市民党は議席を取れなかった。

バルセロナ市議会は全体で41議席。(カッコ内は前回との差)

トリアス・バルセロナ党 11議席 (+11)

PSC 10議席 (+2)

BCOMU 9議席 (-1)

ERC 5議席 (-5)

PP 4議席 (+2)

VOX 2議席 (+2)

ただ、トリアス・バルセロナ党が第一党でも自動的にトリアス氏が次期市長に選出されるわけではないので注意。

次期市長選出のキーポイントはPSC。 PSCはバルセロナ市議会内ではERCと親和性が高いので、連立の組み方によれば絶対過半数を得る連立会派が無くなる。 

可能性としては

トリアス・バルセロナ党+PSC で 21議席 (過半数以上)

トリアス・バルセロナ党+PP+VOX で 17議席 VS Bcomu 9議席 VS PSC + ERC 15議席 三つ巴

等が考えられる。 今後の市長選出に要注目

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