バルセロナ Desokupa社が抗議集会 アンチ・ファシスト集団がその抗議集会の抗議集会 暴動に発展する可能性も

地元メディアの発表によると、本日バルセロナ市中心部ウニベルシタット広場で2つの緊張感の高い抗議活動が予定されており、暴動が予想されていることが分かった。

これは、Sareb銀行が所有するバルセロナ市のボナノバ地区にある「La Ruïna」と「El Kubo」という2つの空きアパートが不法占拠されていて、選挙前の選挙戦と重なり、いくつかの政党、政治家が周辺住民の意見を取り入れこれらの不法占拠に対し、立ち退きを要求。 議論を呼んでいるDesokupa社も加わり、5月11日に続き本日25日21時からも抗議活動が予定された。 この一連の抗議活動で、アダ・コラウ市長に対する直接の侮辱以外にも、ナチスの歌や、ファシスト式敬礼などを行い、緊張が高まった。

これを受け、アンチ・ファシストグループが20時30分より、ウニベルシタット広場近くのMACBA前にて「反ファシスト集会」を予定、「彼らを通すな」というシュプレヒコールを掲げて、抗議集会に対立する構えを見せている。 そのため、付近では警察当局らが行動制限を行う予定。

しかし、これら二つの集会内務省に届け出を行っていないことから、それぞれの団体がどのルートを取るのか正式には分かっていないため、事前にルートを把握するため調停チームが活動していると述べられているが、その後の展開で抗議活動が予期せぬ方向に進む可能性もあり、注視する必要がある。

5月11日に行われたDesokupa社による集会では、ナチスの歌、ファシスト式敬礼、アダ・コラウ市長への直接的な侮辱が見られた。 また、火曜日にはボナノバの不法占拠された家々への支持集会がグランビア大通りで行われたが、その一部が破壊行為に発展していた。 これを受け、本日現地では治安部隊、私服警官等が動員され、同地区への移動制限も行われる予定とのこと。 

Desokupa社とは、2016年に発足した不法占拠立ち退き調停業者。 不法占拠された不動産を取り戻すため、不法占拠者と話し合い、多くの場合で72時間で取り戻すことができるとのこと。 手続きは3千ユーロ~受けており、一日に数百件の問い合わせがあると報じられている。

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中