スペイン公共雇用機構(SEPE)が発表したところによると、2022年10月の失業保険申請ベースによる失業者数が27,027人減少し2,914,892人となり、2008年以来最低水準にまで下がったことが分かった。
これにより、失業者は9月と比べて0.92%減少、昨年同月比では10.61%の大幅な減少となった。
1996年からの統計だと、10月は観光地等での季節労働者が減るため、基本的に失業者が増えるが、今回のように減少したのは昨年2021年の734人減少に続き2回目。
逆に失業者が増加してしまったのは、バレンシア州の3,050人、レオン州で1,756人、アストゥーリアス州で850人。
一方、失業者数が大幅に減少したのがアンダルシア州で18,736人減、カタルーニャ州で6,322人減だった。