カタルーニャ州政府とバルセロナ市は3日、観光などに利用されている自転車タクシーの廃止を今年度中に行うことで合意したことが分かった。
これは、カタルーニャ州タクシー法20条の”タクシーであることが明らかに分かる車両”のカテゴリーから、自転車タクシーを排除するという改正法案。
現在自転車タクシーを運営する場合、自動車のタクシーと同じくライセンス認証が必要で、不所持の場合最高で6,000ユーロの罰金刑が課せられる。
記者会見でバルセロナ市第一副市長ジャウメ・コイボニは「今まで、自転車タクシー運営会社に対し、迷惑運転や危険運転の是正を強く求めてきたが、全く減少する事がなかった。」と発言。
市の発表によると、現在バルセロナ市内で463の自転車タクシーが存在しており、2019年から現在まで1,000件以上の罰則があり、1,400件以上の苦情などの訴えがあったとのこと。