スペインの貨物運送労働組合が14日月曜日から期限なしでのストライキを呼び掛けている。
労働組合の発表によると、現在運送業者の約90%が破産寸前状態であると警鐘を鳴らしており、スペイン政府当局と話し合いを呼び掛けている。
報道によると、ロシアによるウクライナへの軍事侵略により、燃料費の高騰が運送業界に打撃を与えているとのこと。
スペインでは現在ガソリン、軽油の価格が高騰を続けており、今年に入って軽油は17.37%、ガソリンは13.52%上昇し過去最高額となった。
このほか、サラダ(ひまわり油)油が不足し、一人当たり一本という販売制限を課している小売店も出てきている。(オリーブオイルは今のところ通常販売)
これにより、飲食店は貨物輸送ストライキおよびサラダ油の購入制限が発生するため、今週中に余分に発注する必要が出てきそう。