地元メディアの報道(エウロパプレス)が報じたところによると20日、カタルーニャ州高等裁判所(TSJC)が州内における飲食店の営業時間を24時まで可能とする判断をしたことが分かった。
これは、カタルーニャ州飲食業界団体Gremi d’Hosteleriaが同州高等裁判所に対し、州政府が今月7日より発効した新型コロナウイルス感染拡大抑制政策州法令の飲食店の営業規制撤廃を求めたことに関し、州高等裁判所がこれを認め、同規制を一部凍結したため。
州政府は本日20日午前中記者会見を開き、5月24日月曜日から飲食店の営業時間を6時~24時まで規制緩和を行うと発表していたが、午後TSJCがこの判断を下したことにより本日より前倒しで飲食店は24時まで営業が可能となる。 ただ、本日より営業が可能と報道されているが、厳密には同州高等裁判所が公式に発表し次第、5月7日の州政府法令(新型コロナウイルス感染拡大抑制政策延長)が凍結され、州内の飲食店が24時まで営業が可能となる。
また、店内で飲食をする場合現行の入店制限30%という規制が高等裁判所により凍結されたため、入店制限は50%まで緩和される。