スペイン コロナウイルス 23時から6時までの夜間外出制限発令 憲法裁判所批准見込み

スペイン中央政府ペドロ・サンチェス首相は25日、新型コロナウイルス第2波感染拡大抑制政策として非常警戒体制を発令、23時から6時までの夜間外出制限を発表した。 

これにより、スペイン国内の市民は(カナリアス諸島以外)基本的に23時から6時までの夜間、法的に認められていない場合外出が禁止となる。

記者会見で発表された非常警戒体制の内容は以下の通り。

2週間の非常警戒体制後、国会で5月9日までの延長を来週中に決議する予定。 新型コロナウイルス感染者の状況が良くなればその前に解除する。 そのためには現在10万人中300人を超えている感染率を10万人中25人に抑えなければならない。

中央政府代表府代表が各自治州政府首相となる。

23時から6時の間、法的に認められていない市民は外出することができない。 ただし、各自治州政府は前後一時間の変更が可能。 (外出制限時間を0時から7時や22時から5時など)

各自治州政府は自治州間の人の移動を制限することができる。

各自治州政府は集合できる人数を6人以下(同居人は6人以上でもよい)で設定することができる。

これにより、各自治州政府は自治州内の「人の移動の制限」に関して法的根拠を獲得。 詳しい規制に関しては、各自治州政府が決定することになる。

発効は本日夕方からと、地元メディアは報道している。

スペインでは一日あたりの新規感染者数が19,000人を超え、「累計」の感染者数が100万人を突破。 しかしながら若者が多く感染しているため、死亡者数は低水準であると指摘されている。 また、多くの地域で7人以上の集会などが禁止されているが、日本人が逮捕されるなどの違法なパーティーなどが横行しておりクラスター発生の原因となっている見方もある。

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